普段、私は車を運転しないのですが、妻が仕事や買い物などで、かなりの頻度で運転しています。その妻が、「バッテリーが上がって、通りがかりの人に助けてもらった。」といいます。
聞けば、数日前からエンジンの始動が悪く、その傾向はあったとのこと。当日も、断じてライトの消し忘れなどはないと強く主張。どれどれと車に乗り込んでみると、確かにかかりは悪くなっていましたが何とか始動OK.車の様子を見ると、「なるほどなぁ」と思い当たるあたる所がありました。昔と違って、あまりこまごましたことを知らなくても車は普通に走りますし、車自体がどんどんブラックボックス化している中ですが、基本は押さえとかないとと思うのは、やはり親父だからでしょうか?
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我が家の場合のチェックポイント
私が見て感じた我が家の場合のバッテリー上がりポイントです。
1 リアウインドーのデフォッガー(熱線)は必要な時だけ
リアガラスの曇りをとるデフォッガーですが、かなりの容量を消費します。タイマーで自動的に切れるようになっている車も多いですが、残念ながら家の車は常時ONのようでした。
2 エアコン(AC)を入れなくてもヒーターは効く!
エアコンスイッチも、入れっ放しでした。妻は「でも寒いじゃん!」と言いますが、車のヒーターはエンジンを熱源としているのでエアコンOFFでも十分に温かくなります。(というより、車のエアコンには暖房の機能がなかった・・・と思います。)
3 バッテリー液のチェックは怠るな!
どうも、これが決定打みたいですが、バッテリー液の残量が少なくなってました。いい高価なバッテリーだとメンテナンスフリーだったり、インジケーターでバッテリーの状態が判るようになっていますが、家の車についてるやつはオーソドックスなタイプ。見ると明らかに液量が不足していました。「水って水道水でいいの?」と妻。高価なものではないので、バッテリー液を入れてください。(水道水だと不純物があり悪影響が出る可能性あり)
4 車に対して少し余裕のバッテリーを!
これは使い方や条件にも大きく左右されると思いますが、少し余裕があったほうがいいですね。家の場合はメーカー純正の32B17Lっていうやつが装着されていました。最初の32がバッテリーの強さを現し、17がサイズを現しますが、同車種でも上のクラスは38B19Lっていうのを積んでいるんです。寒冷地かどうか、車に乗る頻度や乗り方、ナビやオーディオ等の電装品などで条件は異なりますが、車はバッテリー無しでは走りませんのでちょい余裕目を積んどいたほうがよいと思います。
5 バッテリーにも寿命アリ
一般的に3~4年といわれていますが、私の経験からは適切に面倒みてやれば、5年は大丈夫なんじゃないかって思います。家の場合は4年。まぁ、換え時と考えてもいいかなぁ。
家の場合、1~5と普段の乗り方なんかが影響してのバッテリー上がりになったと思いますが、ころあい的にいいかなあと思うのと妻の不安が拭えない(かなりショックだったみたい)ので、今回、38B19Lのオーソドックスなタイプに積み替えました。これからは私もたまにはバッテリーを見てやろうと思います。
若いころは・・・・
こんなこと思うのはやはり年のせいか・・・若い頃は、車をなだめすかせながら乗っていました。バッテリーを換えるお金も無いので、だましだまし、その他あちこちも、だましだまし・・・。
押しがけの上手さはステータス
まだミッション車が珍しくなくて、バッテリーがあがると仲間で押しがけをよくしました。
押しがけって言うのは、車を3人~4人程度で押し、運転者がちょうど良いタイミングでクラッチをつないで、エンジンをかけるというやり方です。(下り坂なんかでは、一人でもできるんですね)
で、この運転者に上手い下手があって、失敗すると「かわれ、かわれ」ってなるんですね。私は、これ好きでして、ギアの2速辺りをスーッとつなげてやるとうまくかかるんですよ。
ラジエーター破損、水温上昇!
ラジエーターって、車のエンジンの前についてて、エンジン温度を下げるために風で冷却液を冷やすためのものなんですね。それが古い車になると、ところどころ破損して冷却水が少しづつもれるんですよ。で、だんだんそれがひどくなる。そうなると走っている間にも、どんどん水温が上がってきて、最終的にはオーバーヒートでエンジンが焼きついちゃうんですよ。
ぼろ車に乗ってたので、数回、こんな目にあっていて、とにかく10分走ってはラジエーターに水を補給する(この場合は100%水道水です)。それから、夏であってもヒーターを最高温・最大風量にする(これ案外、冷却効果あるんですよ。室内は地獄ですけど)。こんなこと、やってましたね。
なんだか、妻のバッテリー上がりで思い出してしまいました。
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- 2009/03/02(月) 01:21:28|
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