
中国琵琶です。

これもモンゴルで馬頭琴を買い付けてくれた同僚が上海に旅行に行くおり、頼み込んで買ってきてもらいました。
飛行機でも、持ち運びがなくなように、少し小ぶりな楽器のリクエストです。

ギターと比べるとこの通り。
大体、ギターの7フレット位からのスケール(弦長)です。
約2/3というところでしょうか?

ベトナムの楽器ダンディンバーと比べるとこんな感じ。
因みに、ダンディンバーは、全音刻みを基本としたフレットでしたが、中国琵琶は半音刻みのフレットなので、ギターなどになじんだ人であれば、こちらの方がとっつきやすいです。

ヘッドストック付近に刻印が。
何となくヤ◎ハっぽいですね。
で、刻印は彫ったり、スタンプでなく
樹脂の型枠で浮彫にしたものなんです。
ということで、本体はプラスチック(っぽい)もので
あることは確定です。

非常にセクシーな後姿。
まあ、プラスチックの成型ですが
オベーションみたいなものとおもえば
無理やり納得できない事もない・・・。
テールピースです。
で、以外にもファインチューナーというかチューニングを微調整出来るようになってるんですね。
おもちゃなんだか、本気なんだか、よくわからない・・・。

立派で立体的なヘッドストック。
まあ、プラスチック成型ですから
自由自在ですね。

誇らしげな合格証タグです。
プラスチックでどうのこうの、と書きましたが、
実はプラスチックだから楽器としての性能が劣る、
という証明は出来るわけではありません。
通常の弦楽器は木材が使われてますし、
一番、コストのかかる部分でもあります。
それで何となく木材が音響特性が優れていると
思い込んでいますが、先ほどのオベーションという
ギターもたしかFRP製ですし、昔、フランスのマカフェリ
というメーカーもプラスチック製のギターを出していたと
はずで、更に近年、日本の東海からも、プラスチックボディーの
エレクトリックギターが販売されていました(今も?)。
まあ、プラスチックっていってもいろいろあるんでしょうし、
木材個々の特性に目をつむるとしても、
同じ固体を木材、プラスチック両方の素材で聞き比べないと
ほんとうにどうなんだかは判らない気がします。
どうなんでしょうね?
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- 2009/03/16(月) 00:56:06|
- 楽器&音楽|
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