なんだか巷では三国志がブームの様子。
三国志に勝者はいない。多くの人が懸命に生き、そして死ぬ。
世の中は一つ一つの生と死を濁流のように飲み込みながら、変化し、前進していく。
ともすれば無常感に溢れる様なストーリーであるが、そんな印象をかけらも与えず、
むしろ生を謳歌し、死と堂々と相対すようにならればという思いになるのは、
一つ一つの生と死が激烈であり輝きにあふれているからだと思う。
このあたりが、三国の史でなく志である所以だろうと思う。
三国志の魅力にとりつかれ、自身の筆でものにしようと多くの作家がこの作品に挑んでいる。
私たちは、その数だけ、三国志を楽しめる。
読まず嫌いの人も一度読んでいただければ、きっと夢中になってしまうと思う。
小説で読む『三国志』
劇画で読む『三国志』
漫画で読む『三国志』
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- 2009/03/12(木) 22:45:18|
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